2017年11月22日水曜日

ジャンクPoEハブを修理してみた

某所の勉強会に参加ついでに、今時100MなジャンクPoEハブを入手しました。
いやまぁ今時100Mなハブなんて正直ジャンクでも買わないのですが、PoEの中身気になったので。
一般家庭なんでPoEな機器はないんですけどね。



まずはサクッとばらしてみます。
上の基板がPoEなもののようです。
隣に巨大な電源が占有してます。これはPoE用の電源で、本体重量の大部分を占めるものです。ハブ本体の電源はその上にチョコンと載っているオマケみたいな3.3V電源でした。

 電源を見ますと、予想通りコンデンサがパンクしてます。
手持ちのものとサクッと交換しておきます。

ついでに基板を見ていきます。
PoEの基板は通常のハブの基板に亀の子で乗っかるようになっており、普通のハブにPoE機能を付与できるようになっています。
またこの基板にはACアダプタが接続できるようなパターンもあり、そのような用途にも使用できるよう、汎用的に作られているようです。
ところで、未使用なポート用にダイオードだけは実装されているのは何ででしょう??

下側にあるハブ本体です。
ただのスイッチングハブにしてはやたらチップが多いので、L2レベルの機能はありそうです。

 
コンデンサ張替えで無事直ったので、基板上にシリアル通信できそうな口があったのでつないでみました。
何かがコンソールに表示されるのですが、通信速度が分からず断念。

 
とりあえず、通常のハブとしては機能しました。