(なお、この日は同時にとても大事なイベントがあったのですが、あくまで「すごい広島」ということで・・・)
VyattaからフォークしたVyOSをMIPSなCPUで動くように移植したEdigeRouteLiteを購入しましたので、まずはつなげれるように最低限IPの設定をしました。
このルータは17,000円という格安ながらVyOSベースということもありスペック上は中々高性能です。
しかも、Webインターフェースもあるらしい。
RTX1200が定価10万越えだったりします。まぁ中古で2万切っていますけど。
このルータはNICの口がそれぞれeth0~eth2までの3つあります。
実はeth0にIPが割り当てられているのですが、説明書なんて読まずにいきなりシリアルコンソールでつなぎます(笑)
シリアルコンソールは俗に言うシスコ的なケーブルが使用でき、通信速度は115200bpsです。
起動しますと、
ubnt login:と出ますので、デフォルトではID、PW共に「ubnt」でログインできます。
Linux ubnt 2.6.32.13-UBNT #1 SMP Tue Jun 4 14:54:28 PDT 2013 mips64とでたら、以下のコマンドを打って、編集モードに移行します。
Welcome to EdgeOS
ubnt@ubnt:~$
ubnt@ubnt:~$ configure[edit]
と出てきたら、編集モードになっています。
では、まず現在のNICの設定状況を確認します。
以下のコマンドを実行します。なお、コマンドはTAB補完が効きますし、途中まで打ったら候補が出てきます。このあたりVyattaの頃から大変便利です。
ubnt@ubnt# show interfaces ethernetこんな感じで出てきます。
現在はeth0に192.168.1.1が割り当てられているようですね。
ethernet eth0 {
address 192.168.1.1/24
duplex auto
speed auto
}
ethernet eth1 {
duplex auto
speed auto
}
ethernet eth2 {
duplex auto
speed auto
}
では、eth2に192.168.0.1/24を割り当ててみます。
ubnt@ubnt# set interfaces ethernet eth2 address 192.168.0.1/24何となく、eth2のところをeth1とかにしたら変わりそうですし、
addressの後はdhcpにしたらDHCPになりそうですね。
このように、コマンドも分かりやすいです。
VyOSもといEdgeOS(このルータのOS)は、普通のルータと違い、設定しただけでは反映されません。
では、設定を確認します。
ubnt@ubnt# show interfaces ethernet今度は変更点が+で出ています。
ethernet eth0 {では、変更を確定させます。
address 192.168.1.1/24
duplex auto
speed auto
}
ethernet eth1 {
duplex auto
speed auto
}
ethernet eth2 {
+ address 192.168.0.1/24
duplex auto
speed auto
}
ubnt@ubnt# commitこれで、eth2にIPが割り当てられました。
再度設定を確認すると、+がなくなっています。
この状態では、設定は有効ですが、ファイルに保存されていません。
つまり、電源を切ると元に戻ります。
変更内容をファイルに保存するために以下のコマンドを実行します。
ubnt@ubnt# saveこれで、電源を切っても内容が保存され、次回以降も設定が有効になります。
電源を切って、再ログインし、設定が保存されているか確認してみましょう。
実際の設定はVyattaのコマンドが参考になると思います。
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