自宅サーバの次期OSとして、UbuntuServerを使ってみようかなと思っているので、
勉強がてらどんなものか調べていたところ、調度良い本が見つかったので、Amazonでポチりました。
読んでみた感想としては、実践バイブルと銘打っていますが、実際はインストール手順から詳細に解説してあり、初心者向けの内容だと思いました。
(この内容が本当に現場で即運用に役立つ場面があるのか?現場レベルでは少なくとも覚えて置かなければいけないレベルだと思いました)
内容的には、例えばパテーションの切り方ひとつとっても、昔は各ディレクトリのパテーションを分離していたが、今はHDDが大きいので切るほうが寧ろ害になるとかちゃんと最近の内容が記載されており、初心者が躓きそうなところはフォローできている感じがしました。
思ったより内容が平易だあった為、特に躓くことなく最後まで一気に読み進められました。
これからUbuntuServerを触ってみたい方にはおすすめだと思います。
(個人的には、ファイヤーウォールの説明は最後ではなく最初にして欲しいと思いましたが。)
2013年3月18日月曜日
2013年3月17日日曜日
CentOS6でOpenVZを軽く試してみた
前回はCloudStackでかなり苦労したので、こんどは志向を変えて、Linux向けVPSソフトである、
OpenVZをインストールして見ました。
といっても、インストールはすごく楽でした。
まず、本体はここを参考にセットアップ。
基本的には、レポジトリを登録し、yumでインストール。
カーネルをgrubに登録し、仮想NIC設定って流れで。
ただし、これ、コマンドライン操作なんです。
ちょっとそれは・・という事で、ちゃんとWebフロントエンドが用意されています。
ここを参考にインストール。
ってwgetでファイルをDLして、実行するだけです。
画面はこんな感じです。
日本語対応。テンプレートも豊富と使いやすい!
ただし、仕組み上動作できるのはLinuxだけです。
といっても、インストールはすごく楽でした。
まず、本体はここを参考にセットアップ。
基本的には、レポジトリを登録し、yumでインストール。
カーネルをgrubに登録し、仮想NIC設定って流れで。
ただし、これ、コマンドライン操作なんです。
ちょっとそれは・・という事で、ちゃんとWebフロントエンドが用意されています。
ここを参考にインストール。
ってwgetでファイルをDLして、実行するだけです。
画面はこんな感じです。
日本語対応。テンプレートも豊富と使いやすい!
ただし、仕組み上動作できるのはLinuxだけです。
2013年3月10日日曜日
CloudStackでプライベートクラウドを構築してみた。
CloudStackでプライベートクラウドを構築してみた。
薄々感づいてはいましたが、仮想マシンの起動が遅い!
仮想マシンのHDDはNFS上に配置されているので、もしKVMサーバが1台しかないのなら、
KVMサーバ側にNFSサーバを兼用すれば、ネットワークがボトルネックにならなくて済むかも。
あと、ManagemedServer側は、NFSを分離できれば、単なるMySQLとTomCatなサーバのようです。
なので、推奨環境にあるような高スペックPCでなくても、仮想マシン数台の管理程度なら、ATOM程度で行けるんじゃないかなぁ。
(64botでないといけないのがイタしいですが・・)
2013/09/02
CloudStack4.1用に加筆修正。
まだ全然よくわかっていないですが・・・
まずは、構築前に参考書籍紹介
今回構築するネットワーク構成は以下のとおり。
- ManagedServer
- 参考書籍通り、NFSサーバと兼用する。
- ネットワーク
- 基本ゾーンで構築。
- ただし、公開用ネットワークと管理、NFS用のネットワークは分離する。
- 本当はグローバルIPな環境下でないといけないのだが、一般家庭にそんなものはないので、ルータ配下で構築を行う。
- したがって、DNSやゲートウエイの設定をルータのIPに設定している。
(192.168.24.1、192.168.0.1が各ネットワークルータのIP)
ManagedServer構築
- OS:CentOS6 (64bit)を最小インストール。
- ホスト名、ネットワーク回り設定。
(ホスト名がFQDNで解決できないといけないらしいので、hostname --fqdnで完全修飾ホスト名が返ってこない場合は、hostsファイルを設定してください。) - SELinuxを無効に設定
- IPV6を無効に設定
- アップデート
- 時刻同期の為、ntpサーバをインストールします。
(何らかの形で時刻同期が取れれば問題ないと思います。) - 最寄りのntpサーバを/etc/ntp/confに登録。
- 起動&自動起動設定
- CloudStack管理サーバをインストールします。
まずは、/etc/yum.repos.d/cloudstack.repoというファイルを作成します。 - 管理サーバをインストールします。
- vhd-utilをダウンロードし、指定のディレクトリに展開します。
(KVM環境の時に必要なのかは不明だが、一応入れておく) - MySQLサーバのインストール
yum -y install mysql-server
/etc/my.confの[mysql]セクションのdatadir行の下に以下追加innodb_rollback_on_timeout=1 innodb_lock_wait_timeout=600 max_connections=350 log-bin=msql-bin binlog-format = 'ROW'
- 起動&自動起動設定
- データベースセキュリティの設定 mysql_secure_installationを実行。 Disallow root login remotely以外を全てyで答える。
- データベース作成&初期データ投入
- ファイヤーウォール設定 cloudstack-setup-managementを実行
yum -y install ntp
service ntpd start chkconfig ntpd on
[cloudstack] name=cloudstack baseurl=http://cloudstack.apt-get.eu/rhel/4.1/ enabled=1 gpgcheck=0
yum -y install cloud-client
wget http://download.cloud.com.s3.amazonaws.com/tools/vhd-util cp vhd-util /usr/share/cloudstack-common/scripts/vm/hypervisor/xenserver
service mysqld start chkconfig mysqld on
最初にパスワードを聞かれるが、空エンターすることで、 新しいパスワードの設定を行う。
cloudstack-setup-databases cloud:<ユーザcloudに対する設定するパスワード>@localhost --deploy-as=root:<さっき設定したrootのパスワード>
- NFSサーバの構築 (今回はManagedServer上に構築する。独立させてもOK)
- exportディレクトリをエクスポートします。
- NFSの設定 /etc/sysconfig/nfsファイルより、以下の項目のコメントを外します。
- 自動起動設定
- ファイヤーウォールの設定 /etc/sysconfig/iptablesファイルのINPUTチェーンに以下追記します。
- ここでいったんリブートします。
- KVMのテンプレートをDLして共有に展開します。
プライマリストレージとセカンダリストレージ用の共有ディレクトリを作成。
mkdir -p /export/primary mkdir -p /export/secondary上記ディレクトリに対し、NFSでアクセスするためのアクセス制限を設定する。/etc/exportsファイルに以下の内容を記述。
/export *(rw,async,no_root_squash)
exportfs -a
LOCKD_TCPPORT=32803 LOCKD_UDPPORT=32769 MOUNTD_PORT=892 STATD_PORT=662 STATD_OUTGOING_PORT=2020 RQUOTAD_PORT=875
chkconfig nfs on
-A INPUT -m state --state NEW -p udp --dport 111 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p tcp --dport 111 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p tcp --dport 2049 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p tcp --dport 32803 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p udp --dport 32769 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p tcp --dport 892 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p udp --dport 892 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p tcp --dport 875 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p udp --dport 875 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p tcp --dport 662 -j ACCEPT -A INPUT -m state --state NEW -p udp --dport 662 -j ACCEPT
/usr/share/cloudstack-common/scripts/storage/secondary/cloud-install-sys-tmplt -m /export/secondary -u http://download.cloud.com/templates/acton/acton-systemvm-02062012.qcow2.bz2 -h kvm管理サーバのインストールは以上です。
KVMサーバ構築
- OS:CentOS6 (64bit)を最小インストール。
- ホスト名、ネットワーク回り設定。
(ホスト名がFQDNで解決できないといけないらしいので、hostname --fqdnで完全修飾ホスト名が返ってこない場合は、hostsファイルを設定してください。) - SELinuxを無効に設定
- IPV6を無効に設定
- アップデート
- 時刻同期の為、ntpサーバをインストールします。
(何らかの形で時刻同期が取れれば問題ないと思います。) - 最寄りのntpサーバを/etc/ntp/confに登録。
- 起動&自動起動設定
- CloudStackエージェントをインストールします。
まずは、/etc/yum.repos.d/cloudstack.repoというファイルを作成します。 - CloudStackエージェントをインストールします。
- libvirtの設定 /etc/libvirt/libvirtd.confのパラメタを以下のように書き換えます。
- 管理用、パブリック両ネットワークに対し、ブリッジを作成する。 以下参考例 (管理ネットワーク:eth0パブリックネットワーク:eth1)
- 設定したらネットワーク再起動
- ファイヤーウォールの設定 /etc/sysconfig/iptablesのINPUTチェーンに以下追記する
yum -y install ntp
service ntpd start chkconfig ntpd on
[cloudstack] name=cloudstack baseurl=http://cloudstack.apt-get.eu/rhel/4.1/ enabled=1 gpgcheck=0
yum -y install cloud-agent
listen_tls = 0 listen_tcp = 1 tcp_port = 16059 auth_tcp = "none" mdns_adv = 0/etc/sysconfig/libvirtdのパラメタを以下のように書き換えます。
LIBVIRTD_ARGS="--listen" #コメントを外し有効化する/etc/libvirt/qemu.confのパラメタを以下のように書き換えます。
vnc_listem = "0.0.0.0" #コメントを外し有効化するlibvirtを再起動します。
service libvirtd restart
/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=none NM_CONTROLLED=yes ONBOOT=yes TYPE=Ethernet IPADDR=192.168.0.108 NETMASK=255.255.255.0 IPV6INIT=no USERCTL=no GATEWAY=192.168.0.1 DNS1=192.168.0.1 BRIDGE=cloudbr0/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1
DEVICE=eth1 BOOTPROTO=none NM_CONTROLLED=no ONBOOT=yes TYPE=Ethernet IPADDR=192.168.24.7 NETMASK=255.255.255.0 GATEWAY=192.168.24.1 DNS1=192.168.24.1 IPV6INIT=no USERCTL=no BRIDGE=cloudbr1/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-cloudbr0
DEVICE=cloudbr0 BOOTPROTO=none NM_CONTROLLED=no ONBOOT=yes TYPE=Bridge IPADDR=192.168.0.108 NETMASK=255.255.255.0 GATEWAY=192.168.0.1 DNS1=192.168.0.1 IPV6INIT=no USERCTL=no/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1
DEVICE=cloudbr1 BOOTPROTO=none NM_CONTROLLED=no ONBOOT=yes TYPE=Bridge IPADDR=192.168.24.7 NETMASK=255.255.255.0 GATEWAY=192.168.24.1 DNS1=192.168.24.1 IPV6INIT=no USERCTL=no
service network restart
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 1798 -j ACCEPT -A INPUT -p tcp -m tcp --dport 16509 -j ACCEPT -A INPUT -p tcp -m tcp --dport 5900:6100 -j ACCEPT -A INPUT -p tcp -m tcp --dport 49152:49216 -j ACCEPTセットアップ終了。
- http://管理サーバのIP:8080/clientを開く。 (ID:admin PW:password) ウイザードが立ち上がるが、
- ゾーンの設定
- 左のメニューのインフラストラクチャをクリック ゾーンのすべて表示をクリック。
右上にあるゾーンの追加をクリック - ポッドの設定 ここでは、管理ネットワークの中で、 ポッドに割り当てるIPの範囲を指定します。 (ここでは10個ほど予約)
- ゲストネットワークの設定 要するにパブリックネットワーク設定
- ストレージネットワークの設定 よくわからないが、10個ほど予約 VLANのところは空白でOKらしい
- クラスタの登録 KVMサーバを登録
- プライマリストレージの登録
- セカンダリストレージの登録 完了! (といいたいのだが、上手く動かなかった。)
「CloudStackを使用したことがるので、このガイドをスキップする」 のボタンをクリック。
管理インターフェースが起動します (一般アラートは今のところ無視してOK)
基本が選択されているのを確認しNextをクリック ゾーンの名前、管理ネットワークのDNS、パブリックネットワークのDNSを設定。 ハイパーバイザはKVMを選択 赤いストレージのアイコンを右側のPhysicalNetwork1へドラッグする。
各アイコンのEditボタンを押して、トラフィックラベルを以下のように設定する。
青アイコン:cloudbr0
赤アイコン:cloudbr0
緑アイコン:clodubr1
KVMサーバ上で、/etc/cgconfig.confに設定を追加し、マシンを再起動して上手くいった。
参照先
- はまりポイントその1
- VMに外部からSSHできない
ネットワークのセキュリティレベルを変更。
デフォルトでは外部接続NGになっている。
こんな感じで設定します。
- はまりポイントその2
- MyISOの登録方法が分からん。
テンプレートからISOの登録を行う。
URLの箇所はhttpから始まるFQDNでないとダメらしい。 参照先より。 - はまりポイントその3
- システムVMへSSHができない。
ポート番号が違うようです。ssh -i 169.254.xxx.xxx .ssh/id_rsa.cloud -p 3922
(169.254.xxx.xxx の箇所は、インフラストラクチャの中にある、 システムVMのリンクローカルIPアドレスを入れる) - はまりポイントその4
- 仮想コンソールで192-168-24-101.realhostip.comのようなホスト名が解決できないといわれる。
違うネットワークセグメントから接続するとなるようです。
接続するクライアントPCのhostsに192.168.24.101 192-168-24-101.realhostip.com
な感じて登録しましょう。
(無論、DNSがあれば登録してもいい) - はまりポイントその5
- windowsをインストールする際、システムコンソールで「japanese keybord」を
選択しているのに、「半角/全角」キーが押せない。
どうも駄目のようです。インストールの際は、sキーを押して、その他のキーボードから 日本語キーボードを選択してください。 - はまりポイントその6
- windowsxpをインストールしたけど、ネットワークが繋がらないんだけど・・・
どうもドライバが無いようです。現在調査中・・・
薄々感づいてはいましたが、仮想マシンの起動が遅い!
仮想マシンのHDDはNFS上に配置されているので、もしKVMサーバが1台しかないのなら、
KVMサーバ側にNFSサーバを兼用すれば、ネットワークがボトルネックにならなくて済むかも。
あと、ManagemedServer側は、NFSを分離できれば、単なるMySQLとTomCatなサーバのようです。
なので、推奨環境にあるような高スペックPCでなくても、仮想マシン数台の管理程度なら、ATOM程度で行けるんじゃないかなぁ。
(64botでないといけないのがイタしいですが・・)
2013/09/02
CloudStack4.1用に加筆修正。
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