2013年7月11日木曜日

すごい広島 #8に参加してきました。

報告が遅れましたが、昨日、すごい広島#8に参加してきました。
仕事帰りでクタクタな上に、所持金が数百円しかない状況で正直寝たかった頑張って見ました。
(当日招集お誘いがあったのもあって。)

やることは、広島Ruby勉強会 #033で喋らせてもらったスライドを纏めてアップする予定でしたが、


  • ノーパソのACアダプタを持ってくるのを忘れた。
    • (参加できる時間に帰れるか怪しかったので参加する予定がなかった)
  • 肝心のノーパソをどうやら充電するのを忘れていたらしく、バッテリが完全に上がっていた
という不幸が重なり、会場に着いたのはいいがどうしたものかという状況だったので、
主催者より数学文章作法という本をお借りしたので、読んで見ました。
時間の都合上4章まで。メモ用紙もなかったので記憶を頼りに。


まず、文章を書くという事は「読者のことを考える」という事を常に意識しないといけない。
文章を書くという事は、読者に何かしら伝えるに値すると思ったことを伝えるという事です。
つまり、読者がいないと成立しないのです。
しかし、読者は飽きっぽい。最後まで読んでくれることはないかもしれないし、順番通り読んでくれないかもしれない。
そうさせないためにはどうすればいいか。
迷ったら読者のことを考える。

読者の知識、意欲、目的は何なのか。
文章を読み進めるに従い、読者の知識、意欲は変化していく。その変化に沿うように文章が組み立てられているのか。
常に自分の主張を明確にできているか。余談で脇道にそれすぎていないか。
一つの文章に複数の主張を混在させていないか。

等々。
当たり前だよね?というものほど、当たり前ではなく、こうして論理的に文章で明快に説明されると改めて気付かされることがあります。
1章が14ページ程度と短く簡潔にかつ主張が明確に書かれているので、読みやすい印象を受けました。
この14ページに収めるためにどれほどの文章が凝縮されているのだろうと。


半分寝ながら読み進めているうち、これは文章を書くことだけではなく、LTなど発表する場、先生など教育をする場、そして、プログラムにも共通点が多いことに気付かされました。

一つの単語が集合して文となり、文が集合して段落ができ・・・
の下りは、まさにプログラムであり、ひとつの文章に複数の主張を混在させると読者が混乱するのは、ひとつのクラスや関数に複数の機能を実装していると置き換えられます。

ある条件が成立する場合は、成立する条件を記載しないと、読者は混乱します。
例外事項があれば、きちんと説明する。

多くの言葉を使って説明するより、簡潔に、適切に文章を区切り、一文で複数の主張をしないよう注意を払う。

全ては読者のことを考えて。

相手の立場にたって考える。これは相手がいるどの場面でも必要なことです。
過去、未来の自分自身に対してもそうです。

LTやプログラム、ブログやツイッター、そして普段の会話など、どうしたらいいのか迷ったときは、
相手の立場にたって考えることを意識付けていきたいと思います。




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