2018年2月25日日曜日

今時ポータブルCDプレイヤーを入手してみた。

某岡山の勉強会へ参加するついでに、現地のハードオフでジャンクを漁っていたところ、
不動品と書かれたポータブルCDプレイヤーを捕獲しました。
見た目凄くきれいで、いったい何が壊れているのか楽しみだったのですが・・・



はい。普通に新品でした。問題なく動作します。

取説もご丁寧に付属していました。
音楽ファイルが保存された。とあったのでちょっと期待したのですが、音楽CD以外は動きません(笑
60sのアンチショックがついているようです。が今時リモコンもなく、本体ボタン操作です。
流石にボリュームはダイヤルではなく電子ボリュームでしたが。
 
 裏にメーカー名とか在ってもよさそうですが何もありませんでした。
普通に動くので面白くないから分解してみました。

基板ちっさ!!

ってかCRが多い。多すぎないか??
空きパターンはDRAMが乗りそう。SIMMにのってるチップのような形状。

てっきり古代の遺物かと思いましたが、基板製造年月は2017/9/30と以外に新しい。
なのにリモコンもMP3再生機能もない。

裏はわずか3チップ。
この間沢山のチップが張り付いたCDデッキを直してたので、時代の進歩は凄いですね。
あれだけの回路がこれに集積されている。

左から。
サーボ制御用ICです。
BA5901と互換品っぽい。

実質1ChipなCDプレイヤーのマイコン。
この中にサーボコントロールへのIO、ピックアップ周りからDA、アンチショックのDRAMアクセス回路からSWのIO、液晶制御などが入っている。
型番はググってみたけどそれらしきものがヒットせず。


アンチショック用のDRAMと思われます。
昔のCDデッキからは、DRAMじゃなく制御が単純なSRAMが入っていましたが、今時のマイコンはDRAM制御なんてお手の物です。

さてこいつ、これだけ高集積なチップ積んでいるのに、なんとCD入れ替え、電源断で、ボリュームを記憶しませんww
ということで、CD入れ替えるたびに爆音でなりますOrz
これ、マイコンのプログラムバグかと思ったのですが・・・
 
 どうやら仕様のようです(汗

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