2017年10月13日金曜日

Windows Server 2012 R2でWindows Server バックアップをNASにすると失敗する

Windows Server 2012 R2でWindows Server バックアップを利用し、NAS(TeraStation)へバックアップを取ろうとしたところ、以下のようなエラーがイベントログに記録されただけで、とくにダイアログも出ず、黙って失敗していました

次のエラー コード '0xC03A0005' (このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません。) のため失敗しました。イベントの詳細で解決策を確認し、問題の解決後にバックアップ操作を再実行してください。

ググってもいまいちピンとこないものばかりなのですが、どうやらバックアップ取得先のNASがLinux系で、Sambaで動作している場合その記録方式によってはエラーになるようです。参考

対応方法は、NASのバックアップ先共有ディレクトリのsmb.confに次の設定を追記します。

strict allocate = yes

といっても、TeraStationは/etc/samba/smb.confに追加しても、再起動時設定を作り変えているようで消えてしまいます。
なので、Web画面で共有ディレクトリの操作をする際に気を付ける。という事で、
自分はバックアップ先共有ディレクトリを一番最後に追加し、設定が自動生成された後に設定を追記するように細工しました。

具体的には、
/etc/init.d/smb.sh
configure()
{
        ## configure files from Buffalo parameters.
        echo "configure samba"
        touch /etc/printcap
        /usr/local/sbin/nas_configgen -c samba
        if [ $? -ne 0 ]; then
                echo "$0 configure fail"
                exit 1
        fi
        echo "strict allocate = yes" >> /etc/samba/smb.conf #追記
}
これで、/etc/samba/smb.cnfの最後に設定が追記されます。





0 件のコメント:

コメントを投稿